元旦

2024年。明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

さて今日は例年の如く、実家でおせちや雑煮をつまみにダラダラと酒を飲んでいた。

そんな中で、石川県で震度7の地震が発生。こちらもそれなりに揺れたので、

子供達が怖がっていた。

テレビを見やると地震・津波速報一色で、NHKアナウンサーの切実な避難呼びかけが

印象的だった。自衛隊による災害派遣が行われる事態にまでなっている。とんでもない

新年の幕開けになった。

全容はまだよく分からないが、被害に遭われた方の一刻も早い回復を願う。

大規模な自然災害から始まった2024年。

今年の抱負としては、

「右肩上がりを目指さない」

「心の穏やかさを求めるために、環境を変える」

「受け取っていることに感謝し、お返しをする」

この3点を掲げたいと思う。

特に自然災害が発生するたびに、この世の無常さを思う。

何一つ絶対不変なものはなく、全てのいのちはただその終わりに向かって

とどまることなく変化していくだけ。

人間は特に脳が発達した生き物なので、すべてのことに対して何らかの特別な

意味付けを求めたりするし、それが間違っているというつもりもない。

ただ、あくまで人間にとって都合の良い過剰な意味付けによって、真理がぼやける

こともままあるような気がする。

元々人生に意味は無く、ただ終わりに向かってこの体が時事刻々と変化していくだけ。

それを認識した上で、自分が生きやすいようにあらゆることに意味付けをしている

ということに気付きながら、歩いていくことが大切かなと。

とはいっても、いざ大病をしたりいのちの危機を感じる事態になれば、焦って狼狽えるの

かもしれないけれど。それはそれで、そんな自分を受け入れつつってことで。

大したことのない人生かもしれないが、いのちに対する大いなる勘違いをせず、自分が支えられ

生かされていることへの感謝を忘れず、ささやかな幸せを求めながらこれからも生きていきたいと

思った、そんな元旦でした。

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